面接は人生の重大局面で訪れることが多い試練ですよね。大体の人は頑張って面接対策をすると思います。しかし個人的に思うことがありまして、そもそも面接の対策をするものじゃないよなあと。
自分は本当は何をしたくて、どんな人生を歩みたくて、仕事に何を求めているのかはっきりしていれば、面接は「選ばれる立場」から「選ぶ立場」にまで変えることができます。
目次 ①「なぜこの会社(学校)を志望したのですか?」 ②「質問はありますか?」 |
①「なぜこの会社(学校)を志望したのですか?」
目次のタイトルは面接でよく聞かれる定番の質問ですが、受け答えの例を上げるだけの記事ではございません。この質問が来たときに頭の中にどんな発想があって、どんなコミュ力を発揮すれば上手く対応ができるかを書いていきます。
一番定番の質問ですね。「なぜこの会社を志望したのですか?」めっちゃシンプルながら、受け答えで見られる点は多い地味に深い質問な気がします。ここでは普通にここで働きたい理由を答えればもちろん正解なわけですが、無理に理由を作ったりすると自分の首を絞めます。それに加えて自分の求めるものが一つ明確なものがないと崩れます。
自分の求めるものとは何か?それはあなたが仕事をする際に一番求めたいことです。下記の中で、あなたは何を求めますか?
高い給料が欲しい。
人間関係のいい環境で気持ちよく働きたい。
お客様の笑顔を生み出せれば満足。
他人と極力関わらず黙々やりたい。
自分のペースで仕事がしたい。
どれか一つ選ぶのは難しいですよね。とりあえず、他のものを妥協してもこれだけは譲れないという条件は一つ持ちましょう。ちなみに私は「自分のペースで仕事がしたい」です。
なので面接で「なぜこの会社を志望したのですか?」という質問が来たらまず自分が求めるナンバーワンの条件があるから、ということを伝えます。簡易的な例を2つほど挙げると、
『高い給料が欲しい』
すごく正直に言ってしまうのですが、第一印象でこの会社は給与が良いと思いました。
自分の好きなことを仕事にしながら高い給与が頂けるなんて
こんなにQOLの高い人生はないと思い、志望させていただきました。
給与を高く設定している企業って、収益を上げることに貪欲ではないはずがないと思いませんか?社員に高い給与を払わなければ存続できないし、プライドもあると思うのです。だから「給与が高いから」という志望理由はマイナスになりません。
そういう理由で入社しても、それなりの収益をあげてくれる様な社員が欲しいですし、給与が一番とはっきり言える人は実際仕事をイエスマンでこなします。給与が高ければ他のことは正直どうでもいいと意思をはっきり持っていればこの発言の後にぶれません。
『お客様の笑顔を生み出せれば満足』
私はこの会社で○○○をお客様に提供することで、
お客様の笑顔が見たいです。
小さい頃からずっと人を笑わせることが好きで、人の笑顔を作り出すことが
自分の生き方として相違ないと思っております。
生きてれば、起きている時間の人生の大半は仕事に時間を使います。大半の時間が苦痛と感じることが多くなってしまうと、苦痛が積み重なって仕事が楽しくないどころか、人生がつまらないレベルまで陥ります。
なら出来るだけ楽しいとか、幸せとか、そう感じる時間が長い方が絶対いいですよね。お金があっても生み出せない感情や周りの笑顔を作ること、それが仕事になったらもう満足ですというのはとても素敵な意思です。これがその会社で叶うならと、一つでも強く求める条件は持って欲しいのです。
しかし、例えばこの発言の後に極端に低い給与を提示されたとします。こういう「自分が一番求めたいもの以外の条件が極端にひどい」場面ですね。けどここでも折れないで欲しいのです。あなたの「一番求めたいもの」を求めつつ、他の条件もある程度の水準は求めていきましょう。
②「質問はありますか?」
先ほどの例、「自分が一番求めたいもの以外の条件が極端にひどい」に対して上手い質問で自分の理想の条件にしていきます。多分面接の最後にこう切り出してくる面接官は多い気がしますし、この質問が来る前に様々条件を提示された段階で質問をするのも全然アリです。
さて、あなたはどんな質問をすることで理想の条件にしていくのでしょうか?そしてあまりにも理想からほど遠ければ、あなたが入るべき企業ではない可能性が高いですが、上手く損切りできるでしょうか?まずあなたがすべき質問の例をあげていきます。
給与が高いながらも、就業時間は長いのですね。
早く仕事を完了させれば就業時間はコントロールできますでしょうか?
給与は月○○万円ですね!わかりました!
昇給するための条件や、明確な項目などは用意されておりますでしょうか?
自分が一番求めたいものを求めてもやはり他のことも捨てがたい。
金欲しいやつは「金は欲しいけど、就業時間があまりに長いのは折れるかもな」
良いやつは「お客様の笑顔が見れれば十分ながらも、自分のプライベートも楽しみたい」
なので極端にひどく提示された条件に対して、自分が頑張ることでそれが改善していくビジョンはあるのか?という質問をしています。この質問に対して明確に相手のビジョンがあればもちろん自分はブレる必要がありません。最初に発言した「自分が一番求めたいもの」を求め抜きましょう。
この質問に対して明確に相手のビジョンが無いか、明確にビジョンはあるが改善のビジョンはゼロであるなら、あなたが選ぶ側になります。なんとなく分かりますか?
言うなればここで明確なビジョンが出せない企業はあなたのことを「こいつの一番の希望を叶えておけばこき使いやすい社員になってくれるからラッキー」程度にしか思っていません。こういう時は、いつまでも弱い立場になっている必要はありませんので、あなたが選んでください。まあ実際他の条件を極端にひどくするケースも多く無いとは思いますが、個人的には辞退が無難かなと思います。
いかがでしたか?今回は、コミュ力をうまく活用することで面接は怖くない、自分のペースに持っていけるよという内容でした。
まとめると「仕事で一番求めたいもの」を自分の中に明確に一つ持っておきながら、それを叶えるために正直に伝えること、その一番求めたいことができる企業ならできるだけブレずに面接を進めるために、理想の条件に近づけるための質問を用意しておくこと。ですね。
面接は奥が深いのでもっと具体的な質問や、良い印象を受ける回答例もどんどん記事を更新していきます。
実はやりたい仕事はあったけど不安があったとか、面接がなんとなれば受かるかも?という方は、簡易的ながらこの記事のような受け答えからまずは意思を通す練習をしていきましょう。
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