コミュ力を上げるために必要なことって巷にありふれていると思うのです。結局は数をこなすとか、目を見て話せとか。けど少し意識する人が少ないであろう、潜在的な部分を変えることでコミュ力は上がるよという話をします。
早速題名について触れますが、潜在意識を変えるとはどういうことでしょうか?簡単に言うと、コミュニケーションをする前の心持ちです。(簡単じゃないかもw)
日本人と外国人の国民性の違いで、日本人は消極的で外国人は外交的だと言う話を耳にしたことはあると思います。その一つの集団は皆、互いに外交的に接しても集団心理から外れないと言うことを潜在的に理解しているからこそ外国人は外交的であり続けられるのです。
逆に日本人は、日本の中ではめちゃくちゃ外交的に接すると自分が浮いてしまうかもしれないと潜在的に理解しているから消極的になってしまう人が多いです。(多分)
この様な感じで潜在的に刷り込まれている意識を変えていくことで、積極的に言葉を発する事ができてくるのでコミュ力が上がるのです。
目次 ①自分ごときが発言しちゃダメ? ②積極的に話しかけたら引かれる? ③踏み込みすぎると失礼? |
①自分ごときが発言しちゃダメ?
地味に多いと思われる潜在意識パターンです。「自分が発言してはいけない」の様な潜在意識。ただ言ってしまうと、自分がその会話に参加している以上は自分の発言が不要な場面は少ないと言うことをまずは意識しましょう。
例えば仕事の重要会議で、何を話しているのかはよくわからないけど参加してしまっている場面をとっても、分からないからこその役割があります。この場合自分が意識することは、現状の会話の流れや問題提起の仕方でこの会議に結論が出るのだろうか?と言うことです。
議題自体がわからなくても自分が参加できる部分はあります。自分が分からない議題であることを認知された状態で臨んだ会議であれば、議題以外の部分で何かしら発言できると評価は上がります。分からないながらもしっかり参加する姿勢は重要です。
もう一つ例を挙げると、合コンで自分には花がないインキャで引き立て役に呼ばれただけ。一緒に参加してる奴らはみんな綺麗で陽キャでキラキラしている。自分が喋っても誰も興味を持ってくれないから黙っていた方がいいかもしれない。いえ、引き立て役だから一番喋ってやるのです。どうせ何も喋らなかったらただの花がないインキャで終わるのですから、だったら逆にインキャのくせに謎に自己主張してくるやんと言う印象を植え付けてやりましょう。嫌われてもプラマイゼロでしょう。
人間関係において、「嫌い」よりも辛いことって「印象がない」な気がするのです。せっかく時間を共有したのに全く覚えられていない方が辛いです。だから謎に喋ればいい。強い印象は残しておきましょう。
他にも例はありますが、あなたが発言しちゃいけない場面はそうそう無いです。なので、自分が会話に参加しているのであればほとんどの場合は発言した方がメリットになる可能性が高いと言う潜在意識を持ちましょう。あなたは使えない社員でも、モテないインキャでも、積極的にコミュニケーションをとっていいのです。
②積極的に話しかけたら引かれる?
日本人に多いと思われる潜在意識です。日本人は消極的と言いますか、自己表現が得意ではない様に感じます。自分の意思があるのに抑えてしまうような感じですね。だからこそなのですが、積極的に話しかけたら逆に好印象を受けることの方が多いと私は勝手に潜在意識を働かせています。(ナンパとかは別です。ルックスのスペックが必要だから)
日本人は自己表現が得意ではないがゆえに、本当は多くの人と関わりたいのにその気持ちを殺してしまっている人が多いと思っています。積極的に声をかけると浮いてしまうかもしれないとか、余計な心配をするのです。そう言う人の方が多いから、こちらから話しかけても悪い印象になりにくいじゃないですか。
例えば不安な時とか、仲間が欲しいですよね。初めての就職試験の面接の前とか、めちゃくちゃ張り詰めた空気の中で心がはち切れそうだけど頼れる人がいない。そんな時に一緒の部屋で待機していた知らない人が「一緒に頑張ろう」と言ってくれて、なんだか嬉しかったみたいな経験ありませんか?
あと交流イベントに参加してる場面を想像すると、交流イベントに参加してるくせに積極的に声をかけられたくない人はまずいないと思いませんか?
見知らぬ奴に急に容姿を超絶disられたらそりゃ不快感マックスになりますけど、見知らぬ人に急に笑顔を褒められても不快感って感じませんよね?(怪しいとは感じるかもしれませんが)
なので積極的に話しかけることはどこの国でも悪いことじゃないです。むしろ相手に喜んでもらえるんだよと言う潜在意識を持っても良いのです。悪いのは積極的に話しかける行為自体ではなく、その行為が空気を読めていない場合や、相手を傷つける可能性がある場合になります。それだけはマジでやめてください。
③踏み込みすぎると失礼?
初対面の時とかは特に、どこまで踏み込んで良いのだろうか?踏み込みすぎると失礼ではないか?と言う不安が出てきて、なかなか質問が浮かばないケースがあるかと思います。
確かに踏み込みすぎると失礼な場合はあるのでそれは避けたいところ。具体的には家柄のことや収入とか、住んでる場所とかももしかしたら失礼だから難しいですよね。
考えてるとめんどくさいので、関係の構築をしていこうと思ったら仕事や収入、恋愛談などの個人情報は無理やり漁らなければ失礼までは行かないと言うことは断言します。要は、その人の個人情報ってそんなに知らなくても良くね?と言うことです。
その人の収入がどうであろうが、その人の家柄がどうであろうが、その人がたとえ浮気性だろうが、自分にデメリットがないならとりあえず詮索しなくて良いです。というか、詮索しなくても仲良くなってくれば多分自然に開示してくれます。
なのであなたがするべき詮索は、基本オープンクエスチョン(答え方が「はい、いいえ」ではなく自由なもの)で答えてもらう形で「趣味」とか「休日」とか「好きな食べ物」とかそんなことで良いのではないでしょうか?
自分がその人と会って楽しい時間を過ごせるのか、有意義な時間を過ごせるのか、お互いにメリットが生まれるのかと言う部分がはっきりすれば、その人の個人情報はどうでも良いのです。
現に私、めちゃくちゃ仲良くて一緒にお泊まりもするような異性はいますが、彼女たちの仕事のことは知りません。家族構成も家庭環境も一切知りません。ただ一緒にいて居心地が良いから一緒にいる。それだけで十分です。
まとめ
まず話しかけられない、言葉がうまく出てこない根底には「私ごときが発言しちゃだめかも」「積極的に話しかけすぎると引かれるかも」「不用意な発言や質問をしてしまうかも」というような余計な潜在意識が邪魔していることが多いです。これらの潜在意識を変えましょう。
「会話に参加している以上は発言することで悪い結果に至ることは少ない」
「積極的に話しかけて欲しい人の方が世の中多い」
「相手の事情なんて実は深掘りする必要はないから、個人情報なんて聞かずに楽しいことだけ話題にする」
これだけであなたは明日からコミュ力が上がるでしょう。自信がつくと人間積極的になりますから、あなたも自信を持って生きましょう。
ちなみに、大まかにコミュ力が高い人の特徴をまとめた記事もありますのでご参照ください。
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