あまり意識したことがないかもしれませんが、優しい人間はコミュ力が高いものです。本人が自覚していなくてもなんだかんだ優しいです。仮に極端に優しくない人間は、相手が楽しもうが退屈だろうがどうでも良いので、無駄に会話を広げようともしません。相手の反応を見て言葉を選びません。
だから自分的に話しやすいペースだなと思った時、もっと話していたいなと思った時、相手は色々気を使ってコミュニケーションをとってくれている優しい人かもしれません。小手先の優しさだけでなく、心の底から優しい人間になってみませんか?優しい人間になるための道を書きます。
優しい人間になるための道 ①自分がされて嫌な発言や態度を理解する ②困っているときに欲しい助けを自分の中にストックする ③様々な人間がいることを理解する ④自分の心に余裕を持つ努力を |
①自分がされて嫌な発言や態度を理解する
まず優しさとは、一応グーグル的には「自分に対する見返りを求めず、損得を考えずに相手のためになる行動を進んで行うこと」です。相手のために何か行動することも優しさですが、相手を嫌な気分にさせないことも勝手に優しさと捉えておりまして、コミュ力アップのために相手に嫌な発言や態度を取らない人間を目指して頂きたいのです。
今まで自分がされて嫌だった発言や態度を思い返してみましょう。
例えば私なら、必死に目標に向かって頑張っている時に「もっと頑張れよ」なんて言われたくないし、
めちゃくちゃ気に入っているお店を「あの店そんなに美味しくないよ」なんて言われたくないです。
なんでも良いのです。とてもシンプルに「自分がこうされたら嫌だな」を再度理解して、自分がされて嫌なことを他人にしないのです。子供の頃にめちゃくちゃ言われたと思いますが、実は結構他人に向けてやってしまう人はいます。
自分がされたら嫌なのになんで人にするの?シンプルに自分に被害はないから、他人が傷つこうがどうでも良いだけの話です。優しい人はそんな思考にはなりません。相手を傷つけないように発言を選ぶことも大事なコミュ力です。
②困っているときに欲しい助けを自分の中にストックする
あなたが困っている時、あんな助けやこんな助けが欲しいって色々思うこと、ありませんか?実際に頭に思い浮かんできた時はチャンスです。それを自分の中にストックしておきましょう。
やはり困っている人の力になることは優しい人のど定番です。あらゆるシチュエーションで誰かを助けられる自分になっておくと、めちゃくちゃ優しい人間が完成しています。優しい行動だけではなく、優しい発言や対応なんかもストックしておくと良いかもしれませんね。ポイントとしては、意識してストックしないとその時の感情は簡単に忘れるということなのです。
例えば私は、入院続きでお金も消えて苦しい思いをしてメンタルが限界を迎え、退院したら絶対にお寿司を食べてやるぞと思っていたのですがなんせお金がないから簡単に食べられない。そんな時に誰かご馳走してくれたらめちゃくちゃ嬉しいし、気持ち救われるなあなんて図々しいことを考えていました。
こういう考えがあったからこそ「快気祝い」みたいな対応がめちゃくちゃ嬉しいことだと気がつきました。そして実際に寿司ではなく焼肉でしたが快気祝いをして頂いたことは一生忘れないレベルに鮮明に残っています。入院って苦しい思いをする上にお金も無くなるから結構辛いのですね。なので入院中の人間が欲しい言葉も、退院した後に欲しい対応も自分の中にストックしています。
誰かに助けてもらった時の感謝や感動、時間が経つと意外と忘れゆくものです。なので自分が困った時に欲しかった助け、他人が助けられたシーンなどは意識的にストックしていきましょう。
③様々な人間がいることを理解する
個人的見解ですが、簡単に怒らない人って優しい人だと思っています。怒るという行為は教育上必要な場面ももちろんありますが、場の雰囲気をぶち壊す可能性も存分にある少しリスキーな行為なのです。
なのでできれば簡単に怒らない自分になりたいところです。人が怒る時って、自分に対するイライラもありますが結構対人関係での怒りって多い気がします。他人に対して簡単に怒らないために必要な理解は「様々な人間がいる」ということなのです。
多くの人間は「自分の中ではこれが当たり前だから、これじゃない行動は理解し難い」という潜在意識があると思います。なので自分の意思と違う動きをするものに対して違和感を抱きますし、「そうじゃないんだけどなー」とイライラしてしまいます。こんなことでイライラしないために「様々な人間がいる」ということを理解するのです。
世の中実際色んな人がいるじゃないですか。人を傷つけることに抵抗がない人もいますし、他人の話を聞かない性格の人もいます。人に奢られることが当然と思っている人もいますし、夜職の方も普通じゃないみたいな扱いを受けます。
自分ならそんなことやらないなとか、自分が同じことをしたら心が痛むなということを、結構平気で行動に移す他人は沢山いるのです。
上京して色んな人に会いました。いわゆる「自分の中では普通じゃない行動」ができる人を沢山見てきて分かったことは、その行動に至るまでの理由はなんだかんだあるということでした。わかりやすい例だと夜職をやっている女性。目標のためにお金を集めるには一番効率が良いとのことでした。学費を稼ぐためという方もいます。
様々な人間が生み出される背景には様々な理由が隠されていることを理解しておくと、自分と違う感性のある人間に一々怒らなくなります。自分の中で「こういう人間もいるよな」と許容できるからです。なので様々な人間がいることを理解するのは、簡単に怒らないという意味で優しさに繋がります。他人の嫌な点もとりあえず一度許容しましょう。
④自分の心に余裕を持つ努力を
基本的に自分に余裕のない人が他人に優しくはなれません。目の前を生きることに精一杯な状況で誰かのために行動できる人間は一握りです。なので優しくなりたいと思ったら自分の心に余裕を持ちましょう。何をしたら自分の心に余裕が持てるのか?いくつか列挙しました
●ギリギリの行動を辞める(「まだ良いや」の積み重ねはあなたを追い詰めます。)
●睡眠時間を確保する(パフォーマンスの低下は作業時間の延長。よく寝て最高のパフォーマンスを出しましょう。)
●自然に触れる(ストレスを軽減する要素として、自然に触れることが注目されています。海や川、木々のある公園で自然に触れましょう。)
●自分時間を確保する(誰かに気を遣う、誰かのために尽くすことから少し休みましょう。)
●投資で資産を増やす(貯金しなきゃ老後が不安、というのも自分の心の余裕を無くします。少額投資でも老後2000万円問題は結構なんとかなるらしいので、焦らず投資商品を選びましょう。)
●自分が「やりたい仕事」で副業をする(どうせ労働時間を増やすなら、やりたい仕事をしてお金を増やすことで収入を増やしませんか?嫌な仕事をする時間が増えて、あなたの人生は幸せではないはずです。)※ココナラに登録すると「愚痴を聞きます」「カラオケの点の取り方を教えます」などの「自分の得意」が収入に変わるので、気軽にやりたい仕事を副業にできるかもしれません。
●今より良い給与を求めて転職する(給与を増やすとシンプルに心に余裕が生まれます。しっかり貯金して、好きなことを仕事にしていくのも余裕を生み出す技術です。)※転職ならフミダス転職エージェントがおすすめ。自分と同じ業界出身のキャリアコンサルタントが、自分の稼げる道や活躍できる道を一緒に見つけてくれます。
優しい人間を極めすぎると自分が損をする可能性もあります。ただ見返りを求めない前提でも、見返りが期待できることの方が多いのが現実です。心理学で行為の返報性の原理というものもあるので、自分を好いてくれる人には返したいのが人間の性なのです。なので気兼ねなくコミュ力向上のためにも一度、優しい人間を目指してはいかがでしょうか?
あなたがコミュ力を上げてより活躍の場を広げている姿を楽しみにしています。そして優しい人がこの世に溢れますように🙇
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